ヒルナギの生存報告所

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今週のお題「遠くへ行きたい」

今週のお題「遠くへ行きたい」

 

 

 引っ越しの準備を着々と進め、今日の段ボール詰めノルマを終えたお昼過ぎの時間。

 


 同期は今日も終わらない仕事に立ち向かってんのかなぁ、そもそも地元の同級生とかは今日からようやく出勤なのかなぁと思いつつ、割と早く今日の引っ越しの作業が片づいちまったので、去年就活をしながら現実逃避に参加したライブの Blu-rayを垂れ流しつつ、せっかくなので今週のお題とやらに自分も参加させて頂きたいと思います。

 

 

 

 正直お題を見た瞬間笑っちゃったよね。

 


 仕事を辞めた俺に「遠くへ行きたい」は皮肉なのやら因果なのやら。

 


 

 仕事を辞めるか迷っていた頃、実際に海を見に行ったのは忘れられない思い出だが、実は会社に入る前、もっと言えば高校時代から何処か遠くへ行きたいと思っていた。

 

 

 

 死にたいとか今の人間関係をすべて放棄したいと言った気持ちは人並みに抱いていたが、ずっと俺には本当の居場所なんて無いと思っていた。勿論今も思っている。

 


 確かに実家に帰れば親がいて、料理を振る舞ってくれ、シャワーの蛇口で温度調整をすることなく、温かいお風呂に入ることができる。

 


 しかしながら、いつまでも親の庇護下にいては一人前の大人にはなれないし、万が一自立できずに親が亡くなった際には何もできず、生活保護も受けられずに朽ちていくだけの人生が待ち受けることになる。

 

 

 

 ……それって居場所が無いことの理由としては薄くない?と思った人がいるかもしれない。

 

 

 

 ウチ、親が普通に厳しいんだよね。

 


 よく言えば子供が自立できるようにしっかりしている。

 


 だから高校の頃は比較的優しかったが、大学に入ってからは「早く自立しろ」「ここに残る選択肢は無いぞ」といった感じの圧をかけられ、ずっと俺にはここから先戻る場所なんて無いと思っていた。

 

 

 

 新たなる居場所を求めて新天地へと一人で足を運んだわけだが、わずか2ヶ月未満で挫折。

 

 

 

 結局のところ、次の就職先が見つかる迄はまた両親のところでお世話になる予定ですが、俺の「居場所なんてない」という気持ちは変わらないだろうし、これから暫くはそんな事を考える余裕も無く、去年と同じように、俺は炎天下でジャケットを羽織りながら面接で祈られ続けて地母神になるのだろう。

 

 

 

 ……殆どお題と関係ねぇじゃねぇかって?

 

 

 

 俺もそう思ったのでもうちょっと本筋に戻りたいと思います。

 

 

 

 書いていて気付いたのだが、おそらく俺の望みは「遠くへ行きたい」ではなく、「本当の俺の心が安らぐ居場所を見つけたい」が正しいのだと思う。

 


 自分と他人を心から納得させる言葉を探すのって難しいね。いつも思う。

 


 「居場所」というのは職場然り自室然りで、一般論的には「自分が活躍できて、ストレスになり過ぎない程度の職場を見つける」か、「素晴らしいパートナーを見つけて、帰りたいと思えるあったかいおうちを手に入れる」必要があるのだと思う。

 

 

 

 では今現在実家から圧をかけられ、職を失い、おまけに彼女いない歴=お察しな俺はどうしたら納得できる居場所を見つけられるんだろうか?

 

 

 

 ーーーこれから頑張って見つけるんだよ。

 

 

 

 


 人生は良くも悪くも出会いと別れに一期一会。

 

 

 

 さよならだけが人生ではないことは、22年歩いてきただけでも分かった。

 

 

 

 一度仕事を自ら手放し、本当の幸せを手に入れる為に歩き出した今の俺なら、きっとこの先再び新たな運命に巡り合うことができるだろう。

 

 

 

 その時俺に待ち受けるのは幸運だけでなく、不運も少なからずあるし、人生柄ロクな目に合わねぇんだろうなぁと既に若干諦めてはいるが、大事なことは「求め続ける姿勢」だと思うし、今の俺に出来ることも、できるだけ諦めずに追い求めることぐらいなので、気負いせずに次の出会いを求めて頑張りたいと思います。

 

 

 

 


……やっぱりお題と関係ないじゃないかって?

 

 

 

 そりゃ俺だって現代社会から離れて離島で隠居しながらテキトーに駄文を連ねて生計立ててぇわ!!!!!!!!!コンチクショー!!!!!!!